kunji5522’s diary

原田君事の俳優になったきっかけから俳優業18年の思い出

夢、芸能界(5)

 

f:id:kunji5522:20180205211831j:plain

f:id:kunji5522:20180205211747j:plain

テレビ初出演を果し気を良くした原田君事としては、同じく毎日放送の「明色ものまね歌合戦」や、ロイ・ジェ-ムズさん司会の「象印歌のタイトルマッチ」にも10人抜きの挑戦者として出場しました。憧れの石原裕次郎さんの歌を熱唱したんですが残念ながら見事に敗退しました。しかし、当時としては身近でテレビに出演する人が珍しかったんでしょう、会社の周りでも評判になっていたようです。

 

神戸で私の人生を左右する松竹映画『望郷と掟』監督/野村芳太郎、出演/安藤昇竹脇無我渥美清中村晃子殿山泰司。1966年公開。の撮影が行われました。当時、神戸港の中突堤に金沢病院の診療所があり、私は仕事をサボってよく遊びに行っては、のど自慢でテレビに出演した話しをペラペラと看護婦さん相手にしていたんですが、この話しが、たまたま患者として通院していた大手弥太郎さんという『望郷と掟』のロケ撮影の世話係をしていた方の耳に入り「映画に出てみないか」と声をかけていただきましたので、もちろん即答で、「喜んで!」会社を休んで出演しました。クレジットには名前は出ていませんが、私の記念すべき映画初出演は穂積隆信さんのボディガ-ドで主演の安藤昇さんを脅かす役でした。