kunji5522’s diary

原田君事の俳優になったきっかけから俳優業18年の思い出

映画『続・人間革命』

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 前作の『人間革命』に引き続いて、この『続・人間革命』でも丹波さんは創価学会の2代目会長戸田城聖先生の役を熱演されています。

今回の作品は若き日の3代目会長池田大作先生があおい輝彦さん演じる山本伸一という名で登場し、戸田城聖先生の教えが引き継がれていく展開です。

 

 今までに数々の役柄を演じてきた丹波さんですが私はこの戸田城聖の役が一番素晴らしいと思っていて、戸田城聖ご本人ことは何も知りませんが戸田城聖という方が本当に丹波さんに乗り移って言葉をしゃべらせているんじゃないかという気さえします。

 何の撮影で京都へ行ったかは忘れましたが、旅館で丹波さんと二人きりになった時演技についての話になり、「原田、お前の芝居はカメラが側へ来るといい顔で写ろうとして意識をし芝居になっていない、芝居は顔じゃないんだ、ましてやお前の顔じゃ、勝負出来ない」と教えていただいたことがありました。「俺が演技に開眼したのは、『人間革命』で戸田城聖先生を演じた時だ!」という話しを聴いたことがあります。

 

 私は座談会への派遣員Bという役で丹波さん演じる2代目会長戸田城聖先生にいろいろと教えを受ける役です。

この撮影のときは世田谷にあったアパ-トの2階に部屋を借りて住んでいたんですが、大家さんが創価学会のブロック長で下の部屋でよく学会の座談会をやっていましたので、私が出演している映画『続・人間革命』の話しをして「映画の座談会のシ-ンに参加できるように話してあげましょうか」と言ったところ、みなさんがぜひ出演したいと云う返事だったんで、制作の人に話して20人位だったと思いますがエキストラ-での映画出演が実現できて大変喜ばれたのを覚えています。

 

  ( 電子書籍パブ- 映画『八甲田山』のふんどし男75 より)